ドッグフードのガムはどんな時に必要?

犬用のガムとはご褒美やストレス発散、口腔ケアなどを目的として活用される食べ物で、種類によって特徴が違います。
ドッグフードのガムを与える時には、何を目的として与えるのかを考慮して選んであげるのがオススメです。

ご褒美

犬用のガムは嗜好性や栄養価が高く、わんちゃんが喜んで食べてくれるためご褒美として最適です。
長時間のお留守番のご褒美や、しつけやトレーニングなどのご褒美として特別に与えます。
栄養価が高いので、ご褒美を与えた場合には普段のフード量を調整する事が大切です。
頻繁に与える場合にはあげすぎないように、小さくカットしておくのがオススメです。
おやつは食事のカロリーの1割程度に留めておいて下さい。

ストレス発散

犬はストレスが溜まると無駄吠えしたり、無駄噛みしたり、いたずらをしたりなど、飼い主にとって喜ばしくない行動をとるようになります。
しつけでダメだと教える事も大切ですが、根本的にストレスを解消してあげる事も大切です。
歯が生え始めてむずがゆくいろんなものを噛んでしまう子犬には、噛んでも大丈夫なものをあたえる事が大切です。
噛み応えのあるある程度硬さのあるガムがオススメですが、長時間ガムで遊ぶのはあまりオススメしませんので、10分ほどで食べ終わる種類を選んで下さい。
10分以上かかる場合には、取りあげて保管できる種類を選ぶ必要があります。

口腔ケア

犬は歯垢が2、3日で歯石になってしまうため、毎日のデンタルケアが大切とされています。
歯ブラシやデンタルクロスなどを活用して歯を綺麗にする事が大切ですが、わんちゃんによっては長時間口を触らしてもらえない子もいます。
そんな子には歯磨きガムと呼ばれるガムがオススメです。
普通の犬用ガムにも、噛む事による歯垢の除去や唾液の分泌促進などの効果がありますが、歯磨きガムにはプラスしてデンタルケアとしての特徴を合わせ持ちます。

唾液には口腔内の環境を整えたり口臭を抑える力がありますのでよく噛んで食べる必要がありますので、飼い主が手に持って愛犬にしっかり噛ませるようにて下さい。
奥歯は歯石が出来やすい場所ですので、意識して奥歯に持っていくようにするのがオススメです。

ドッグフードのガムにはたくさんの種類がありますが、与えている間は愛犬から目を離さないようにする事が大切です。
また硬すぎるガムは歯が折れてしまう可能性がありますので、丁度いい硬さのガムを選んで下さい。